今のわたしの持ちものは、全部で42個。
わたしは毎年自分の持ちものの数を数えるようにしていますが、ものの数はそのときのライフスタイルや季節によって変わります。
昔はもっと多くのものを持っていましたが、私物を42個まで減らすことができたのは常に持ちものを厳選し続けてきたからです。
極限までものを厳選し減らしたことで、本当に必要なものがわかり、暮らしの充実度が上がりました。
わたしのもの選びには基準があります。
ミニマリスト歴9年のわたしがどのようにもの選びをしているのか、もの選びの基準についてお話ししたいと思います。
もの選びの基準6選
わたしのもの選びの基準は6つあります。
ものを買うときにはこの基準をもとに、本当に必要なのかよく吟味してから購入します。
6つの基準は以下の通りです。
- 投資になる
- シンプルな見た目
- 多機能
- モノトーン
- 重ねられる
- 手入れが楽
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
投資になる
高額のものは高額という理由だけで、買うときに躊躇してしまうことってありますよね…
特に少ないものの中で暮らしていると、なくても生活できるよなと思って買うのを見送ることがあります。
わが家では食洗機がそのひとつでした。
今まで食べたら食器をすぐ洗うようにしていたので、食洗機をわざわざ買う必要はないと思っていました。
ところが子どもが産まれて環境が変わったとき、1日があっという間に終わってしまい皿洗いも負担に感じるようになりました。
家事の負担を減らしたいと思い、食洗機を導入してみることに…
実際に生活に取り入れてみると、なんでもっと早く買わなかったんだろうと思うほど便利で育児にも余裕ができました。
時間を作ってくれたり、家事を楽にしてくれるものはとても大事な投資だと思っています。
一見高いと思いがちな時短家電なども、この先ずっとゆとりを作ってくれるものと思えば決して高くはないのかなと思います。
目先の金額に惑わされず、長い目で見たときに投資になるかを考えましょう。
シンプルな見た目
見た目はシンプルなものを選ぶようにしています。
派手なものやデザインが凝っているものは目を惹かれがちですが、飽きるのも早かったりしますよね…
買うときの好みやインスピレーションで買うのではなく、シンプルなものを選びます。
ムダがない、シンプルなものであれば飽きがなく長く使えます。
その瞬間の心惹かれるものではなく、無駄のないデザインで長く使えるものを。
多機能
少ないもので暮らすために大切な基準、多機能かどうかです。
ひとつのもので何役も補えるものだと持ちものを減らすことができるので重宝します。
傘は晴雨兼用のものを選んだり、スニーカーは防水加工のあるものを選んでいます。
晴れた日でも雨の日でも同じもので過ごすことで、天気を気にして選択する手間もなくなりますしものの数自体も減らせるのがメリットです。
毎日着るワンピースも1着で過ごせるのは、仕事でもプライベートでも着ることができるデザインを選んでいるからです。
そのほかにも家の中のものでいうと、布団のシーツがひとつで3つの機能があります。
ボックスシーツ・敷きパッド・防水シートの3つの機能があるので、ものだけでなく洗濯やセットの際の時間も減らすことができています。
『そのひとつを買うことで、今あるものをどれだけ減らせるか』を意識してみましょう。
モノトーン
色に関してもモノトーンをできる限り選ぶようにしています。
シンプルなものと被るところはあるのですが、色の数が少ない方が落ち着くし長く使えるものが多いと思っています。
部屋のインテリアやカバンの中身の統一感にもつながっているのでおすすめです!
わが家では夫婦で兼用のものも多いのですが、モノトーンのものであれば夫婦間でシェアしても違和感なく使えると思います。
長く使っても飽きがこない、落ち着いた色味で統一しています。
重ねられる
重ねられるかは食器や収納品で特に意識しています。
すでに持っているものと組み合わせて、色や形に違和感がないかを考えて買うようにしています。
収納品など100円ショップでもたくさん売っていますよね。
ところが100円ショップのものだと買い足したいとなったときに、人気のないものだとすぐに廃盤になっている可能性も…
同じものを買い足しできるように、少し高くても無印良品やニトリなどのメーカー品をできるだけ選ぶようにしています。
家の余白はたくさんあるけれど、いかにコンパクトに仕舞うことができるかを常に考えています。
手入れが楽
ものを選ぶ基準のなかで1番大切なこと…
手入れが楽である、ということです。
これまであげた5つの条件にどれだけ当てはまっていたとしても、手入れが面倒だと使わなくなってしまいます。
長く使っていくためには、手入れが容易であるものを必ず選ぶようにしています!
手入れの手間まで最小限のものにするのがおすすめです。
もの選びのときにわたしが意識していること
基本的にものを購入するときには、そのものを長く使うことを想定して購入します。
そのため、本当に必要なものか考えることが大切です。
まずはじめに考えることは、自分にとって本当に必要なものなのか、今持っているもので代用できるのではないかということです。
そして購入するときは、1in1outを心がけています。似たようなものを購入することを防ぐことができますし、なんとなくで購入することがなくなります。
SALEで安くなっているから買うのではなく、高くても心から欲しいものを買いましょう。
結果的に無駄遣いが減るので、余計な出費を防ぐことができますよ。
まとめ
ミニマリストのもの選びの基準6選についてお話ししました。
元々、もっと多くのものを持っていたわたしですが、ミニマリストという言葉を知ってから9年。たくさんのものを手放してきました。
そんなわたしのもの選びの基準は下の6つです。
- 投資になる
- シンプルな見た目
- 多機能
- モノトーン
- 重ねられる
- 手入れが楽
あくまでもわたしの基準なので、カラフルなものや自分の好きな色に統一した方が気分も上がるという人であれば、自分の気持ちの良いものを選んでみてくださいね。
厳選して限られたものの中で暮らすということは、生活の質がとても上がります。
『ものが少ないから不便なのでは?』
『捨ててしまっていざ使いたいときに困ることがあるのでは?』
そういった不安の声もいただきます。
実際、わたし自身不要だと思い一度手放したけれど買い直したものももちろんあります。
しかし大概のものは手放してみると、案外なくても困らないなと感じるものがほとんどです。
ぜひ皆さんも取り入れられるところから取り入れてみてくださいね。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!