ミニマリスト歴9年のNozomiです。
ミニマリストになると家がすっきりするというのはイメージがつきやすいかと思いますが、他にも良い影響があることはご存知ですか。
実はものが減るだけではなく、身軽に生きられるように。
『片付け・時間管理・お金・人間関係』などにもミニマリストの考え方は役に立っています。
今回はこの中のひとつ、人間関係を良好に保つことに焦点を当ててお話したいと思います。
人間関係を良好に保つために何をやるか、ではなくやらないことをリストにしたのでぜひ参考にしてみてください。
人間関係を良好に保つためにやらないことリスト
ミニマリストになり『片付け・時間管理・お金・人間関係』において身軽に生きられるようになりました。
その中でもわたしは、人間関係が一番重要だなと感じています。
20代まではどんな人とも楽しいことを共有したかったのですが、今は居心地の良い人としか付き合わなくなりました。
やらないことを決めることで、やりたいことが明確になるんです。
人間関係における遣らないことは以下の6つです。
①義務のプレゼント
渡したいから渡すプレゼントではなく、義務で渡すプレゼントをやめました。
旅行のお土産
昔は家族や直近で会う人を考えてお土産を購入していたのですが、買うこと自体をやめました。
旅先で誰に何を買うか考える時間も取られてしまいますし、帰るときの荷物が増えるのも大変なのでやめてよかったなと感じています。
年賀状
12月という年末の忙しいときに、新しい年が来るからというだけでなんとなくやっていた年賀状もやめました。
年賀状を送ることが楽しみで、好きな人や仲良くしたい人に送りたいというのであればやめる必要はないと思います。
しかしわたしは年賀状でしかやりとりしていないという人もいました。
本当に会いたい人なのであれば、年賀状のやりとりだけでなく実際に会いにいく時間を作ろうと年賀状にかける時間を手放しました。
お中元やお歳暮
お中元やお歳暮も考え方は年賀状と同じです。
常日頃お世話になっている人へは、その都度感謝を伝えたいと思ったタイミングでプレゼントをあげれば良いと思っています。
お盆だから、暮れだからといった時期的な理由での贈り物はやめることにしました。
義理のプレゼントは気持ちがこもっていないため、相手にも伝わり失礼になることもあるかと思います。
初めはやめることに勇気がいるかもしれませんが、やらなくなると案外相手も受け入れてくれることが多いと思っています。
②行きたくない集まりへの参加
わたしは心から行きたいと思う飲み会や集まりにしか行かなくなりました。
会社員時代は行きたくない飲み会に参加してみたり、さまざまな人と交流をしてみようとたくさんの飲み会に参加していました。
今は価値観が合わない人と無理して付き合うことをやめ、素でいられる人と過ごす時間が増えました。
やはり1番の理由は、『時間とお金がもったいないから』です。
自分が一緒にいたいと思う人との集まりしか行かなくなり、1日の中で楽しい時間が増えメンタル的にも良いなと思っています。
③人の目を気にする
人の目を気にすることをやめました。
昔は人の目を気にして、洋服なども流行りのものを購入したり季節ごとに新しい服を買っていました。
今では毎日同じお気に入りの1着のワンピースを着ています。
わたしはファッションにそこまで興味がなかったので、行動をルーティーン化することにしました。
ワンピース1着にしたのは、『決断の数を減らしたいから』です。
ひとは1日に35,000回も決断すると言われています。
決断の数が多くなるほどエネルギーが必要となるので、ワンピースを1着にすることで決断の数を減らすことができました。
人は案外他人にそこまで関心を持っていないので、人間関係において服を固定化しても支障はなかったと思っています。
④ママ友づくり
ママ友づくりをやらない、という表現は少し極端かもしれません。
友達を作るのはいいことなので、ママ友を作ることはダメですというわけではありません。
わたしは、子どもを介さなくても友達になれる人だけと友達になればいいと思っています。
子どもが仲良い子のママと必ず仲良くしなくては、と考える必要はありません。
そのママが気の合う人であれば友達になれば良いですし、仮に合わなそうであれば無理に仲良くなる必要はなく最低限の関わりでいいと思います。
⑤人の悪口に乗る
中学、高校や大学時代はつい人の悪口に乗ってしまうことがあったなと反省しています。
しかし人の悪口を言ったり、同調することにはひとつもいいことがないなと気づきました。
今は人に対してマイナスに思ってもプラスな面も必ずあるはず、とできるだけ頭を切り替えるように意識しています。
それでも人からあまりに理不尽なことをされたら、家で夫に話して消化して終わるようにしています。
人の悪口に乗っても、結局は自分の品格を下げるだけです。
人のいいところに目を向けられる人と一緒にいた方が、気分もいいですしプラス思考になれるので、自分もそうありたいと思っています。
⑥人と比べる
人と比べる、についてはなかなか難しくたまにわたしもやってしまうことがあります。
つい比べてしまいがちですが、自分は自分!
自分のできる範囲で自分のできることを全力でやっていれば、必ずその人は輝いています。
全力で打ち込み、オンリーワンだと気付けることが大切。
わたし自身ミニマリストとして発信をしていますが、自分にしかできないオンリーワンの投稿だと思っていますし全力で取り組んでいます。
また、人と比べている時間もとてももったいないです。
人と比べている時間があったら、自分を磨くことに時間を使います。
わたしは人と比べず、『比べるのは過去の自分』という言葉を胸に刻んでいます。
⑦自分を蔑ろにする
実はわたしが今の自分に一番言いたいことがこの『自分を蔑ろにしない』ということです。
ついわたしは自分を謙遜し過ぎてしまうのですが、これが本当に良くないなと思っています。
自分を下げ過ぎてしまうと自分に自信がなく見えてしまったり、逆に相手に気を使わせてしまう原因になります。
自分が自分のことを心から好きであれば、自分を卑下して相手を高める必要はないと気づきました。
また言霊という言葉があるように、口に出すと自分の中でそのイメージがついてしまいます。
自分を下げ過ぎず、自分で自分のことを認めてあげることも大切だと思います。
まとめ
わたしが人間関係を良好に保つためにやらないことリスト7つをご紹介しました。
人間関係を良好に保つには、何をするかを考えるよりまずは何をしないかを考えてみてください。
これを考えることで、さらに今の自分を自分で認めてあげることができ、自分のことを大切にできるようになると思います。
周りの目を気にしてやりたくもないことをしたり、行きたくない場所に行くというのは自分にとっても相手にとってもいい影響はありません。
無理をせず、自分が自分らしく身軽に生きる。
そうなれたらもっと楽しく、もっと気楽に過ごせるようになるのではないかと思います。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。