ミニマリストと聞くと、ものが少ないという点に目がいくかと思います。
私は不要なものを手放すということだけではなく、理想の暮らしを目指すのが目的だと思っています。
私の理想の暮らしは2つ。
・家族と楽しい時間を過ごすこと
・自分時間でこれから家を片付けたい方、その先の自分のやりたいことができる生活を送りたい方を増やすこと
単にものを手放すということだけではなく、その先でどんな生活を送りたいのかをぜひ想像してみてくださいね。
ミニマリスト歴9年の私が、実際にミニマリストになってよかったことやメリットを紹介します!
ミニマリストなってよかったこと5選
私は、ミニマリストになってよかったと実感しています。
具体的には以下の5つです!
- やりたいことに集中できる
- 部屋が片付き気持ちがいい
- 無駄遣いが減る
- 好きな人との時間が増えた
- 身軽に暮らせる
よかったことを具体的に紹介していきます。
①やりたいことに集中できる
ものを減らすことで、片付け時間や家事時間といった不要な時間を手放しています。
不要な時間を手放すことで好きなことに集中する時間が増えました!
私にとって一番大切にしたいのは家族と過ごす時間。
家事時間を徹底して減らすことで、家族との時間を充分に確保できるようになりました。
家事時間を減らす方法はこちら。
②部屋が片付き気持ちがいい
例えば子どもが部屋をどんなに散らかしたとしても、ものが少ないので5分で片付けることができます。
視界に余計なものがないのが当たり前となっているため、余計な雑事に追われることがありません。
部屋がすっきりしているので常に気持ちのいい状態で過ごせます!
③無駄遣いが減る
身につけるもの、部屋にあるものを徹底的に吟味して選ぶようになったことで無駄遣いが減りました。
選ぶものに対して妥協することがなくなったので、自分にとって最高のものを選べるようになりました!
何か買うときはその分今あるものを減らすことを考えながら、本当に必要なのか考えます。
数日かけて本当に必要だと思ったものしか購入しないので、無駄遣いが圧倒的に減りました!
④好きな人との時間が増えた
ミニマリストになったことで、ものだけでなく人間関係もすっきりしました。
価値観が合わない人と無理して付き合うのをやめ、素でいられる人と過ごすようにしました。
同じ時間を過ごすのであれば、できる限り自分の好きな人や大切な人と過ごしたいと思っています!
結果として、1日の中で楽しい時間が増えました!
⑤身軽に暮らせる
ものが少ないので、身軽に好きなところへ行けるようになりました。
ミニマリストとして好きな時に好きな場所で仕事をするという目標も達成!
自由に時間が使えるようになり、生き方も自由になったと感じています。
最近引っ越したのですが、ものが少ないからこそ身軽に引っ越しすることができました。
荷造りや荷解きにかける時間も最小限に済ませることができ、本当に良かったです!
ミニマリストのメリット
ミニマリストになったことでメリットがたくさんあります!
どのようなメリットがあるのか詳しく紹介していきます。
時間ができた
ものを減らし、便利家電を使うようになり1日2時間の家事時間を減らすことができました。
一般的に未就学児を持つ子育て世代の1日の家事時間は約2時間38分だそうです。
1週間で計算すると約18時間にもなります…
その一方、私の家事に費やしている時間は約45分くらいです。
私はモノだけでなく、自分にとって重要ではない時間も極力減らすことができるようになりました!
自分時間や家族との時間を増やすことができたのは最大のメリットです。
お金が貯まる
ミニマリストになり、無駄遣いが減ったことで結果的に無理をせず自然とお金が貯まるようになりました。
理想の暮らしを叶えるために必要なものしか買いません。
お金が貯まるようになった要因は下記6つです。
①服代
女性の洋服代の年間平均額が33,169円※に対して、1着を着回す私の服代は年間約12,000円。
クリーニング代やメンテナンス費用も服の数が少ない分かかりません。
※総務省2022年家計調査より
②メイク代
30代の女性のメイク代の平均は31,680円※に対して、私は年間約8,100円。
化粧品は開封後の期限が半年ほどと言われているので、半年以内に使いきれないものは買わないと決めています。
※株式会社リクルート『美容センサス2023年下半期<<美容意識・購買行動編>>』より
③居住費
モノを減らすことで1部屋少ない家に住むこともできます。
部屋数を減らすことができれば、家賃が月に5,000円〜10,000円ほど減らすこともできるかもしれません。
④食費
我が家では1週間以内に確実に食べるものだけを買うようにしています。
冷蔵庫やパントリーにある食材を把握できる量にすることで、傷んだり期限切れで捨ててしまうといった無駄を減らせます。
⑤外食費
常に家が片付き好きなものしかない空間であれば、家で過ごす時間が好きになります。
そうなると必然的に、外食する回数も減り節約につながります。
⑥収納代
洋服ダンスなど大きな収納は、価格も占有する体積も大きくなります。
収納を買い足すのではなく、中身を減らせないかを検討します。
お気に入りに囲まれて暮らす
私がものを買うとき、いいなと思ってから購入するまで冷却期間を設けています。
まずは1週間本当に必要か吟味し、まだ欲しいと思うようなら更に1週間と長い時間をかけて本当に必要なモノなのか考えます。
時間をかけることで衝動買いを防ぎ、自分にとって本当に欲しいと思えたお気に入りがを購入しています!
ものを買うときの私の基準は以下になります。
- シンプルであること
- 多用途であること
- 投資になること
- コンパクトになること
判断が早い
モノが多かったときは毎日違う服を着なければ、とコーディネートに迷うことが多かった私。
着る服を制服化することで、判断が速くなりました。
なぜ制服化したかというと決断の数を減らしたいから、です!
人は1日に35000回も決断をすると言われています。
決断の数が多いほど重要なことに使うエネルギーがなくなるので、無駄な決断をしないで済むよう行動のルーティン化をしました。
私は服選びにそれほど関心がないため、服を制服化しました!
無駄な決断を減らすことで判断が早くなったと感じています。
育児に余裕ができる
上の子を産んだばかりの頃、生活が大きく変わりました。
子どものためにと家事やものがどんどん増え、時間に追われる生活を送っていました…
そんな生活から抜け出すために、自分にとって大切なこと以外を思い切って手放しました!
慣れない育児で1日が一瞬で終わるので、食洗機やルンバを導入し家事時間を減らしました。
料理もはじめは手作りがいいと思い込んでいたけど、ベビーフードに頼ったり作り置きサービスを利用することでストレスが減りました!
まとめ
ミニマリストになってよかったことは、自分の『好き』に時間を使えるようになったこと。
そして最大のメリットは『自分の理想に向けて、時間やものが厳選されていくこと』です。
私の理想は2つ。
・家族と楽しい時間を過ごすこと
・ミニマリストとして、これからミニマリストになりたいという方に貢献すること
そのためにものや家事を最小限にし、減らせる家事は手放してきました。
ミニマリストと聞くと、ものを手放すことが目的と感じる方もいるかもしれません。
私にとって最低限のもので生きていくということは、身軽に生きて自己表現をするため!
ものが多かった頃に比べて、今は自分軸で生きることができ自分のことを大切にできるようになりました。
ミニマリストになってよかったことが、皆さんの参考になっていたら嬉しいです。
それではまた次の記事でお会いしましょう!